- ✓受領委任は、患者が受け取る療養費を施術者が受領し、患者は一部負担金を支払う取扱い
- ✓柔道整復師免許だけで自動的に扱えるわけではなく、施術管理者の届出・実務経験・研修等を確認する
- ✓対象負傷、原因、施術内容、患者説明、署名、施術録、請求を一件ずつ整合させる
柔道整復の「受領委任」は、施術所が自由に健康保険を適用できる制度ではありません。患者の療養費受領を施術者へ委任する取扱いであり、対象、施術管理者、記録、請求のルールがあります。
受領委任の仕組み
結論患者が療養費の受領を施術者へ委任し、施術者が保険者等へ請求する仕組みです。
厚生労働省の柔道整復療養費に係る受領委任の取扱いで最新の通知・様式を確認します。患者は保険証等を示せばすべて無料になるわけではなく、一部負担金や対象外費用の説明が必要です。
対象を正しく判断する
結論外傷性の負傷等が対象となり、単なる肩こり・慢性症状を負傷名へ置き換えて請求できません。
柔道整復師法では、骨折・脱臼への施術は応急手当を除き医師の同意が必要です。負傷日時・原因、部位、状態、施術経過を確認し、業務上・通勤災害や交通事故等では適用制度も確認します。
施術管理者の要件
結論受領委任を扱う施術管理者には、届出に加え、資格取得後の実務経験と研修等の要件があります。
地方厚生局の施術管理者要件で、届出時点に適用される期間・証明・研修を確認します。制度は改定されるため、古いブログや開業時期の違う先輩の条件をそのまま使いません。
記録と患者説明
結論請求書だけでなく、施術録、負傷原因、経過、料金、署名の意味を説明可能にします。
- ☑負傷日時・原因と保険対象の根拠
- ☑初検・施術・転帰の施術録
- ☑医師同意が必要な負傷の確認
- ☑患者への一部負担・自費の説明
- ☑申請書内容と署名の確認
患者へ白紙への署名を求めたり、来院していない日の請求をしたりしてはいけません。
開業・転職での確認
結論請求ソフトや代行へ任せきりにせず、施術管理者が対象・記録・請求の責任を理解します。
求人では、誰が負傷原因を確認し、施術録をレビューし、返戻・照会へ対応するか聞きます。開業では最新通知、保険者ごとの提出、個人情報、安全な保管まで運用を作ります。
まとめ
結論受領委任は患者の利便性を支える制度であり、対象・管理者要件・説明・記録・請求の整合が前提です。
開業全体は柔道整復師の開業記事、仕事の範囲はキャリア情報を参照してください。